住宅用火災警報器について
『住宅用火災警報器』の正しい管理について
『住宅用火災警報器』今すぐチェック!
住宅用火災警報器の主な役割は、火災の煙や熱に反応して大きな音を出し、住民に素早く火災を知らせることですが、経年による電子部品の劣化や電池の消耗などで、火災を感知しなくなることがあるため、10年を目安に機器本体の交換をおすすめします。
○機器の作動確認について
もしも音が鳴らない場合は、まず電池がしっかりセットされているか確認!それでも鳴らない場合は、電池切れか機器本体の故障です。
定期的に火災時の警報音を確認しましょう。
○機器の製造年を調べるには?
火災警報器の種類によって、細かい注意点が異なります。製品に付属している取扱説明書を必ずご覧下さい。
住宅用火災警報器設置状況
総務省消防庁発表 推計設置率
平成29年 | 平成30年 | 令和元年 | 令和2年 | 令和3年 | 令和4年 | 令和5年 | |
全国 | 81.7% | 81.6% | 82.3% | 82.6% | 83.1% | 84.0% | 84.3% |
島根県 | 82.5% | 82.9% | 82.6% | 87.4% | 82.1% | 84.0% | 85.0% |
雲南消防本部 (※条例 適合率) |
92.0% (63.0%) |
90.0% (64.0%) |
90.0% (69.0%) |
90.0% (66.0%) |
86.0% (53.0%) |
91.0% (60.0%) |
90.0% (63.0%) |
※条例適合率・・・設置率の内、雲南広域連合火災予防条例で定める住宅の部分(階段、寝室等)に、適切に設けられている割合。
よくあるお問い合わせについて
住宅用火災警報器は、火事の煙以外でも、湯気やほこり等を感知したり、バッテリー異常により鳴動することがあります。よくある問い合わせ内容と対応方法についてお知らせします。
◎問い合わせ内容
- Q 火炎が発生していないのに鳴動する。
- Q 購入したばかりなのに電池切れアラームが鳴動する。
- Q 警報停止をしても再鳴動し、警報音が鳴りやまない。
◎対応方法
- A 誤作動の原因になるようなもの(調理の煙、水蒸気、ほこり、結露等)がないかを確認してください。
- A 電池コネクタはきちんと接続されているかを確認してください。
- A 上記事項確認後、誤作動が続くようであれば、メーカー、あるいは購入された店舗等に問い合わせてください。
※完全に動作を停止させるためには電池を取り外す必要があります。
「いざ」という時、住宅用火災警報器がきちんと作動するように、日頃から点検とお手入れをしておきましょう。
◎お手入れ:
警報器にほこりやクモの巣が付くと、火災の煙を感知しにくくなります。 定期的に乾いた布などで拭き掃除をして下さい。