なぜ改正されたの?

近年発生している古くなった消火器の破裂事故を踏まえ、このような事故を未然に防ぐため、消火器の安全対策を強化することとなりました。

消火器の破裂事故は、保守管理が不十分であったことにより経年に伴って腐食が進んだものを操作、廃棄処理等する際に主として発生していることから、適切な維持管理・点検・廃棄等の情報についての表示を充実させ、点検内容についても見直しを行い、安全対策を図ることとなったものです。

消火器のラベル表示が変更になりました(平成23年1月1日施行)

新たに付け加えられた事項

  • 住宅用、業務用の表示
  • 加圧式、蓄圧式といった消火器の区別
  • 標準的な使用期間
  • 使用時の安全な取扱いに関する事項
  • 維持管理上の適切な設置場所に関する事項
  • 点検に関する事項
  • 廃棄時の連絡先及び安全な取扱いに関する事項
  • 消火器が適応する火災の絵表示

点検基準が変更になりました(平成23年4月1日施行)

◎蓄圧式の消火器の内部及び機能点検の緩和 (製造年から3年毎の点検を、5年毎へと緩和するもの)

◎製造から10年経過した消火器に耐圧性能点検(水圧点検)の追加

旧規格の消火器はいつまで設置できるのか

◎ 2021年12月31日までは設置できます。

◎ 2022年1月1日からは型式失効のため設置できません。